【2024～2025年】カーシェアのスタッドレスタイヤ無料装着エリア ―タイムズ＆三井のカーシェアーズ冬季装備比較―

タイムズカーのスタッドレスタイヤ

タイムズカーでは、冬用装備の無い車両で積雪エリアに向かい、やむを得ず乗り捨てとなってしまっても、故意に乗り捨てたものとみなされます。その場合、保管料や移動費、定位置へ戻すまでの延長料金が発生してしまいますので、スタッドレスタイヤ装備車両以外で降雪および積雪エリアへ向かうことは控えましょう。
 

東京都内・神奈川県内・埼玉県内でのスタッドレスタイヤの装備

東京都・神奈川県・埼玉県は、タイムズカーのスタッドレスタイヤ標準装備エリアに含まれていますが、装着は一部のステーションの車両に限られます。

東京都はあきる野市と奥多摩、神奈川県は箱根の強羅、埼玉県は秩父のステーションのみ対象になっていますので、その他のほとんどのステーションは、冬でも普通タイヤが標準になります。
 

スタッドレスタイヤ装着オプションサービス対象ステーション

スタッドレス無料エリアと装備期間

タイムズカーのカーシェア車両には、下記の期間限定でスタッドレスタイヤが無料で標準装備されます。

装備期間の前後約2か月間で、順次タイヤの履き替えが行われます。開始予定日前でも既にスタッドレスを装備しているクルマもありますよ。

スタッドレスタイヤを利用する際の注意事項

予約時対象車両の備考欄に「スタッドレスタイヤ装着」と記載されているか確認しましょう。

安全点検時実際にスタッドレスタイヤが装着されているか確認しましょう。スタッドレスタイヤには細かい溝が多数あり、タイヤの側面に「STUDLESS」あるいは「SNOW」などの表記があります。
 

冬季積雪エリアでの注意事項

スタッドレスタイヤとは、凍結路面・積雪路面でも滑ることのないよう、ゴムの材質や形状を工夫し、駆動力や制動力を路面に大きく伝えられるように開発されたスノータイヤの一種です。雪道でも安定して走行できますが、2018年12月の法改正以降、チェーン規制（チェーン装着車以外通行止め）のかけられた特定の道路などはスタッドレスタイヤのみでは走行できません。（冬用タイヤ規制の場合は走行可能です。）
 

タイムズカースタッドレス情報発表日時

2018年から今シーズンまでのスタッドレスタイヤ冬季装備エリアの発表日時です。例年、9月の最終週から10月の第1週までのあいだに第一報が発表されています。

三井のカーシェアーズのスタッドレスタイヤ

カーシェアーズのクルマに自分で用意したタイヤチェーンを装着したり、一時的にスタッドレスタイヤに交換することは禁止されています。

スタッドレスタイヤ装着地域と装着期間

冬用タイヤを利用する際の注意事項

予約時冬用タイヤ装着車は、車種名に「冬用タイヤ」と表示されます。

安全点検時実際にスタッドレスタイヤが装着されているか確認しましょう。一般的にスタッドレスタイヤには細かい溝が多数あり、タイヤのサイドウォール（側面）に「SNOW」や「STUDLESS」の文字や雪の結晶のマーク等の表記があります。
 

三井のカーシェアーズスタッドレス情報発表日時

2018年から今年までの冬用タイヤ（スタッドレス）装着車情報の発表日時です。

三井のカーシェアーズでは例年下記の日程で第一報を発表しています。第一報で発表されない地域は、続報待ちとなります。

カーシェア車両の冬季装備を比較

タイムズカーと三井のカーシェアーズの冬季装備品の比較表です。

自前のタイヤチェーンを装着

三井のカーシェアーズはチェーン装着不可

三井のカーシェアーズは、無許可での自前のスタッドレスタイヤやチェーンの装着を禁止しています。また、積雪時や降雪地帯においてスタッドレスタイヤが装着されていないシェアカーを利用することも禁じられています。
 

降雪・積雪時のカーシェア利用

降雪地域のタイムズカーと三井のカーシェアーズのカーシェア車両には、毎年スタッドレスタイヤが期間限定で標準装備されますので、対象車両であれば積雪にも十分に対応できます。

しかし、カーシェア事業者は、ふだん積雪の無い地域に大雪が予想される場合には、スリップ事故や立ち往生などのトラブルのリスクが特に高くなることから、不要不急の利用を控えるようにも呼びかけています。やむを得ず運転する場合には、細心の注意を払って運転したいですね。

それにしても、タイムズカーのスタッドレス化への対応力は凄いですね。三井のカーシェアーズは近年まで降雪地域の車両が少なかったので、今後エリア拡大とともに対象車両も増えることを期待したいです。
 

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