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カーシェアにも導入可能か?タバコの喫煙検知に関する実証実験

IoT喫煙検知プロダクトの開発

新規事業開発、企画等を手掛ける株式会社ニーリーは、国立大学法人山口大学協力のもと、熱画像の解析技術を用いてタバコの喫煙検知に関する実証実験を行ったと発表しました。

車内のバックミラー上部に遠赤外線用の小型カメラを設置し、取得された熱情報の中から熱画像の解析技術を用い、タバコ先端部の熱とその他を分類して検知しました。

今回の実証実験では、水平方向と垂直方向それぞれにおいて検知範囲を3等分し、3列ずつの計27点をタバコ、およびニクロムライターを用いて測定しました。熱画像解析を行った結果、全測定点において喫煙時のタバコとそれ以外の熱源との分離が可能であることが判明しました。また、ニクロムライターをセンサ方向に向けた場合でも外気との区別が可能であり、電子タバコや喫煙前のライター検知など応用でき得る結果を得られたとの事です。


社会的に禁煙化が進む中、禁煙と指定されているホテルやレンタカー・カーシェアの車内などで利用者が喫煙してしまい、結果として清掃代や他の利用者からのクレームが発生するといった問題があります。この問題は事業者を長年悩ませていますが、今回の技術を用いることで、カーシェアリング車両内での喫煙検知実用化のハードルも下がったとしています。

 


 

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